食事制限によるダイエットをする時の注意点
2018/11/01
目次
ダイエットと聞くと一番最初に思いつくのが食事制限
食事の回数を減らしたり、炭水化物を抜くだけだったり食事制限によるダイエットは、手軽にできる事がメリットですし、何となく気合で乗り切れそうと思ってしまう点も男が考えそうなダイエット方法ですよね。。(もちろん、自分も食事制限のダイエット実践して失敗した組です。)
簡単な気持ちで始めがちな食事制限によるダイエットですが、いくつか気をつけなくてはいけない点があります。
健康維持を重視するなら、食事制限ダイエットをする時は、急激なカロリー制限はするべきではありません。
それまでは普通に食事をしていた人が、唐突に食事制限をスタートすると、カロリーの供給に支障が生じていると体が判断してしまいます。
ダイエットを始めたとたんに急に食事の量を減らしてしまうと摂取カロリーが急激に減るので、体は緊急事態と認識して、カロリーの消費を制限してしまいます。
急な食事制限はかえって痩せにくい体質に!?
以後、食事が減っても生き延びることができるように、食事から摂取するカロリーを使いすぎないようにし、体脂肪を多くしようとします。
食事制限をすると、摂取したカロリーを脂肪として残そうとする機能がよく働くようになります。
そのため、運動や食事制限によるダイエット効果が実感しづらくなります。
体がこのような状態になると、摂取したエネルギーを効率よく使うようになり、消費エネルギーを出来る限り少なく使うようにする省エネモードになってしまうのです。
食事制限に関する知識を持たずに、ただ漠然と食事制限をしていると、ダイエット効果が実感できない体質になってしまいがちです。
不意に食事制限を開始して体をびっくりさせないように、様子を見ながら徐々に食事制限を行うことが、ダイエット成功のポイントです。
食事制限ダイエットは栄養の隔りがなくバランスのとれた献立を
食事制限ダイエットをしているからといって肉類や魚類などたんぱく質を摂るのを止めると、前述の体の緊急事態へのスイッチが入りやすいといわれています。
食事制限によるダイエットを行う場合でも、栄養の偏りが出ないように、バランスのとれた献立を考えるようにしましょう。
いきなり環境を変えると体にとってもよくないですし、ダイエットもうまくいきません。無理なく続けられそうなダイエットをすることが、健康面を考える時でもポイントになってきます。
おすすめメニューをご紹介
ダイエット中というとなにを食べたらいいのかわからない…といった状態になってしまいますよね。健康的に、それでいておいしくストレスなく食べられるメニューとしては次の2つを試してみてはどうでしょうか。
鍋
寒い季節には鍋料理がぴったりですよね。実は鍋はダイエットにも向いている食事制限メニューなのです。
具材を工夫することにより、ヘルシーでしっかり満腹感を得られるメニューになります。具材としておすすめのものをご紹介しましょう。
- 豆腐
- もやし
- 白菜
- 肉類
- 魚類
- 卵
- キノコ類
- 海藻類
これらは糖質も少なく、安心して食べられるメニューです。肉類を多めに取ってしまうとカロリーオーバーに繋がりやすいので注意しておいてくださいね。
できればポン酢で食べる水炊きがおすすめ。カロリーが多いごまだれなどは避けておきましょう。また、鍋をしっかり食べる分、主食を減らせると効果的です。
野菜炒め
野菜炒めもたくさん野菜が取れるだけでなく、タンパク質である肉類も入れやすく健康的な食事制限に繋がります。野菜の中でももやしは価格が安く、糖質・カロリーともに非常に低いので積極的に取り入れてみましょう。
コンソメや中華調味料、塩コショウ、カレーなど味つけの工夫もいろいろできます。
安全に食事制限ダイエットを行うには?
食事制限は、正しい方法で行わなければ思うような効果はでません。一般的に危険な食事制限と言われることが多いのは次のような方法です。
- 極端に食事量を減らす
- 野菜しか食べない
- 一日1食のみ
- 油を一切取らない
- 単品食べをする
このように、極端な方法で食事制限を行うと、確かに体重は落とせるかもしれませんが、体への負担も大きくなります。無理なダイエットをすると必ず持っているのがリバウンドです。これを防ぐためには無理のないダイエットを実践していくことが大切。
安全に継続できるダイエット法についてご紹介します。
間食の種類を変える
お菓子を食べている方はまずは栄養素をチェックしてみてください。残念ながらほとんど栄養素はなく、無駄なカロリーと糖質を摂取するだけの結果になっているはずです。
ただ、お菓子が好きで食べている方や、間食の習慣がある方はそれを突然やめるとストレスに繋がり、ドカ食いに繋がってしまう恐れもあります。
内容さえよく考えれば、間食自体は悪いものではありません。例えば、血糖値が上がりにくいチーズやナッツ、ヨーグルトなどを取り入れてみてはどうでしょうか。お菓子を食べたい場合はおからクッキーなど取り入れてみるのもおすすめです。
炭水化物を減らす
近年はカロリー制限によるダイエットよりも、糖質制限ダイエットの方が主流になってきました。ただ、普段主食として食べているご飯やパン、麺にも多くの炭水化物が含まれているので、これをすべてカットするのはなかなか難しいことですよね。
そこで、朝・昼はいつも通りに食べて夕食時のみ炭水化物を抜く方法だと比較的ストレスなく始められます。夜は体を動かさないこともあり食事から摂取したカロリー・糖質があまりやすく、脂肪に変わりやすいタイミングです。
この時間帯の食事量を減らすことにより、無駄な脂肪を溜め込むことなく、ダイエットに挑戦できるでしょう。
食べ物のカロリー・糖質について知る
カロリーが低くて糖質も少なければ太りにくい食材だといえます。なにか食べ物や調味料などを購入しようと思った時には裏の成分表示を確認し、どれくらいのカロリー・糖質なのかをチェックする癖をつけましょう。
「糖質」と書かれていない場合は、「炭水化物-食物繊維=糖質」なのである程度予想ができます。ほとんど食物繊維が含まれていないような商品だった場合は、書かれている炭水化物のほとんどが糖質だと思って良いでしょう。
カロリーが高くてあまってしまうと脂肪に変わりやすいですし、糖質が多いものは血糖値を急激に上げ、こちらも脂肪の蓄積を招いてしまいます。両方に注意し、食べられるものと避けておいた方が良いものを見極めていきましょう。
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