正しいメンズの洗顔方法を伝授!間違ったやり方は乾燥を招きます。
2019/06/18
目次
男性の肌によくあるテカリやベタつきの原因とは
男性は、女性に比べると肌がテカリやすい傾向にあります。
その大きな原因ともいえるのが、「皮脂」です。
読んで字のごとく、肌の油分のことなのですが、女性よりも皮脂量の多い男性はどうしても肌が脂っぽくなり、テカリやベタつきに繋がってしまいます。
つまり、テカリやベタつきを抑えるためには、皮脂をうまくコントロールすることが重要だということですね。
注意しなければならないのが、「皮脂がベタつきの原因なら、すべて取り除いてしまえば良い」と考えるのは間違いだということ。
というのも、皮脂は肌を乾燥から守ってくれる役割を持っているため、すべて取り除いてしまうと肌が乾燥し、トラブルに繋がってしまうことがあるからです。
また、肌のバリア機能を保つためにもある程度の皮脂は欠かせないものなので、洗顔などで落としすぎてしまうと体はその状態を危険だと判断し、更に皮脂を出そうと働きます。
その結果、前よりも皮脂量が増えてしまうケースもあるのです。
重要なのは、適量に調整するということ。そのためには、日々の洗顔が重要な役割を持っています。
あなたもやってない?間違ったメンズの洗顔方法
ほとんどの方は、洗顔をする際に特に何かから学ぶようなことはなく、独学で行っているでしょう。
ですが、その洗顔方法が間違っていると、肌のベタつきや乾燥を招いてしまうことがあるのです。
多くのメンズが間違っている洗顔ポイントからチェックしてみてくださいね。
とにかくゴシゴシ擦っている
肌のベタつきを抑えるために少しでも脂を落とそうとこすりすぎていませんか?
肌は非常に薄く、デリケートなものです。刺激を与えすぎてしまうと、それが肌トラブルを招いてしまうことがあります。
熱い湯恋を使っている
油汚れはお湯で落としますよね。
ここからもわかる通り、熱いお湯は皮脂を大量に流しすぎてしまいます。熱いお風呂が好きな方も多いですが、洗顔をする際はぬるま湯が鉄則です。
日に何度も洗顔料をつけて洗っている
皮脂が大量に出ている場合、その原因の一つとして挙げられるのが洗顔のしすぎです。
肌状態が落ち着いている場合は洗顔料使うのは夜だけにしておきましょう。
朝も洗顔料を使って洗うと皮脂を落としすぎてしまうことがあるので、ぬるま湯のみで洗うようにしてみてくださいね。
タオルでゴシゴシ擦っている
洗顔自体が正しく行えていたとしても、最後の仕上げともいえるタオルでの水分のふき取り方法を間違っている方もいます。
洗顔時と同じく、ゴシゴシ擦っている人は要注意。これも肌にとって大きな負担になってしまうのです。
正しいメンズの洗顔方法をマスターしましょう
正しい洗顔方法を覚え、実践していきましょう。
1.しっかり手を洗う
まずは手が汚れていてはお話になりません。石鹸で洗って、きれいにしましょう。
2.ぬるま湯で顔を洗う
洗顔料をつけずに、予洗いします。これを行っておくことにより大きな汚れが取れるほか、毛穴が開くのでしっかりと汚れが落ちるようになるのです。
3.洗顔料をよく泡立てる
弾力のある泡を使って洗うことが大事なので、洗顔料をしっかり泡立てておきましょう。
この時、泡立てネットなどを使うと簡単に弾力のある泡を作ることができます。
4.正しい順番で洗う
顔を洗う際の御順番は皮脂量の多い部分から、少ない順に洗います。
まずはおでこと鼻筋のTゾーンから洗い、頬、目や口の周りを洗いましょう。
弾力のある側で肌の表面を優しく撫でるように円を描きながら指の腹で洗ってくださいね。
5.塗る部位上で丁寧に洗い流す
特に髪の生え際付近は泡が残りやすいので注意しなければなりません。十分過ぎるほど丁寧にすすぎましょう。
6.タオルで優しく拭く
清潔なタオルを用意し、肌にポンポンと押しつけるような感覚で水気をふき取ります。
こすらないように注意しましょう。
洗顔後は化粧水と乳液で保湿を忘れずに
洗顔後の肌というのは、非常に水分が蒸発しやすい状態になっています。
これを防ぐためには、できるだけ早めに化粧水をつけて水分を与えてあげることが大切。
化粧水は、多めにつけるように心がけてみてくださいね。そのため、高価で大量に使うのをためらってしまうようなものではなく、安価でもたくさん使いやすいものを選ぶのがおすすめ。
化粧水だけだと肌の油分が足りず蒸発が続いてしまうので、最後に乳液やクリームを塗って肌を保水します。こちらは油分なので、つけすぎないように注意してください。
肌質に合わせたメンズ洗顔とケアアイテムの選び方
男性は女性よりも皮脂量が多いので、皮脂を落とすのに特化している洗顔料が多いです。
ただ、一人ひとり肌の状態は違うので、自分にぴったりの商品を選ぶことが大切。
まずは自分の肌質からチェックしてみましょう。
肌のタイプは大きく分けると次の5つです。
- 普通肌
- 乾燥肌
- 敏感肌
- オイリー肌
- 混合肌
乾燥肌の方が洗浄力が強くてしっかりと油分を落とせるタイプの洗顔料使ってしまうと、更なる乾燥を招きます。
反対に、オイリー肌の方が洗浄力の弱い洗顔料を使ったとしてもベタつきやテカリが残ってしまうので、自分の肌状態を見極めた上で最適な商品選びをしましょう。
どのような肌質だったとしても、化粧水くらいは使っておいた方が良いです。
スキンケアといえば女性が使うものといったイメージが強いかもしれませんが、加齢に伴い肌の水分量が不足してくるのは男性も同じ。
まずは肌にとってあまり刺激が少ないタイプの商品から選択しておくと安心ですね。
おすすめのメンズ洗顔・化粧水を肌質別にご紹介
ここでは肌トラブルが起きやすい乾燥肌と、オイリー肌にそれぞれおすすめの洗顔料と化粧水についてご紹介します。
乾燥肌
乾燥肌の場合は、あまり洗浄力が強くないタイプの洗顔料を選ぶことが大切です。
石鹸は洗浄力が強いものが多いため、洗顔フォームタイプのものを選びましょう。
特に人気が高いのは花王「キュレル」や、ARAMIS「ラボシリーズ マルチアクション フェースウォッシュ」です。
適度な洗浄力で乾燥肌の方でも安心して取り入れられるでしょう。石鹸ベースではありますがBULK HOMME(バルクオム)の「THE FACE WASH」も乾燥肌向けの商品として人気です。
化粧水はさっぱりタイプのものよりも、しっとりタイプのものを選択しましょう。
B.C.A.D. HOMMEの「トータルエマルジョン」や、ZIGENの「オールインワンフェイスジェル」がおすすめ。ぜひ試してみてくださいね。
オイリー肌
オイリー肌の場合は、肌トラブルは回避したい洗浄力が高めの商品を選択することがポイント。例えば、ロート製薬から販売されている「Oxy(オキシー)パーフェクトウォッシュ」やロート製薬の「デ・オウ フェイスデオウォッシュ」は強めの洗浄成分が配合されているので、肌の油汚れをしっかりと取り除くことができます。
ただ、洗浄力が強いということはそれだけ多くの皮脂を洗い流すわけなので、保水にも力を入れておいてくださいね。
化粧水ではBULK HOMMEの「THE TONER」や、キールズの「O-Eオイルコントロールトナー」などがおすすめです。
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