加齢臭は男らしさの象徴ではない!女性や子供に嫌われないためのケア方法
2019/05/10
加齢臭の臭いの特徴とセルフチェック方法
加齢臭というのは、なかなか自分で気づけるものではありません。だからといって人からも指摘しづらい問題なので、きちんと対策を取っておかなければならないのです。
そもそも、男性の加齢臭とはどのような臭いなのかご存知ない方も多いはず。セルフチェックのためにも、まずは臭いの特徴からおさえておきましょう。
加齢臭はどんな臭い?
よく言われるのが、「古い油のような臭い」という表現です。他にも、ロウソクのような臭い、ブルチーズのような臭いと言われることもあります。
人によって感じ方は違うのですが、いずれもあまり気持ちの良い臭いでないことは間違いないでしょう。
男性の多くは実際に自分の臭いが気になっているようです。これまであまり気にしていなかった方も、セルフチェックして加齢臭がひどくないか確認してみてくださいね。
加齢臭をセルフチェックする方法
自分自身の臭いというのは、どうしても鈍感になってしまいます。そこで、体の中でも特にひどい臭いが発生する部位を確認してみるのがおすすめ。いくつかの方法があります。
まず、耳の後ろをこすり、臭いを確認してみましょう。耳の後ろには加齢臭の原因物質を分泌する皮脂腺が発達しているため、臭いがひどくなりがちです。特にお風呂のときに耳の裏をあまり洗わない方はここでチェックしてみてくださいね。
続いて、枕の臭いも確認してみましょう。頭にもたくさんの皮脂腺があり、加齢臭の原因物質がたくさん分泌されています。毎日使っている枕カバーがあれば、それの臭いを確認してみてくださいね。
それでもよくわからない場合、一緒に暮らしている家族の意見を聞いてみるのがおすすめ。臭いの問題は非常にデリケートな問題ということもあり職場の人などに聞いたとしても気を使ってしまうことが多いため、正直に答えてくれないかもしれません。
ですが、家族であれば意見も聞きやすいでしょう。
家族からしたらなかなか自分から言い出せない問題かもしれないので、こちらから質問をすると正直に答えやすくなります。
男の加齢臭。その原因を知る
加齢臭の原因を知り、対策について考えてみましょう。
まず、私たちの体にはたくさんの毛穴があり、その中には皮脂腺という皮脂を分泌する器官が存在しています。皮脂といえば、肌の油分ともいえるものであり、肌を乾燥から守る重要な役割を持っているのですが、皮脂の中には臭い物質である「ノネナール」を発生させる脂肪酸の一種が含まれているのです。
更に、皮脂が活性酸素によって酸化してしまい、ひどい臭いを放つことがあります。これにノネナールの臭いもプラスされ、加齢臭は悪化しやすいといえるでしょう。
汗をかきやすい方は、汗の臭いも加わり、大変な状態になってしまうこともあります。
ノネナールは特に40歳を超えた頃から増え始めることもあり、これくらいの年代になったら加齢臭についてもしっかり対策を取っておかなければなりません。皮脂から分泌される成分ということもあり、体の中でも特に皮脂量が多い頭や胸元、耳の周り、首の後、背中、ワキなどは臭いが発生しやすいポイントだといえます。
加齢臭対策マニュアル
加齢臭の対策をするためには、ノネナールの分泌を抑えることが大切。しかし、これはなかなか難しいことだといえるでしょう。
ノネナールの分泌量が増える原因に1つに活性酸素の問題が挙げられるので、活性酸素を増やさないようにすることも大切です。
活性酸素はストレスや生活習慣・食生活の乱れなどで増えてしまうので、健康的な生活を送るように心がけることが自然に加齢臭対策に繋がっていきます。
もちろん、体も清潔にしましょう。身体を洗う際には、加齢臭の臭いを抑える働きを持った柿渋エキスや緑茶エキスといった成分が含まれている専用の薬用石鹸を使うと効果的です。
また、脂っこい食事を続けた場合にも加齢臭がひどくなるので、野菜類もしっかりと取り入れながら食生活の改善も目指してみてくださいね。
疲れている時も活性酸素が発生しやすくなってしまいます。特に仕事が忙しい時期に体臭が強くなったと感じる方が多いのですが、これには、忙しい仕事の影響や、ストレスも関係しているでしょう。
できるだけ疲れを溜め込まないように心がけたいですね。
加齢臭の予防方法
加齢臭は臭いが発生してから対策を取るよりも、予防について考えておくことが大切です。臭い物質が皮脂腺から分泌された際にいち早く対策を取るためには、ボディシートなどを使って成分を取り除いてしまうのも効果的。
特に汗をかきやすい時期などは普段よりもこまめに汗をふき取っておきましょう。
気をつけなければならないのが、デオドラントや香水です。中には加齢臭と相性が悪く、更に臭いを悪化させてしまうものがあります。
男性向けの香水の中ではシトラス系のほか、ローズマリー系、ラベンダー系と.相性が良いとされているので、そういった香りを取り入れてみてはどうでしょうか。
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