社会人が髭を生やすのはマナー違反？正しい髭の剃り方もご紹介

社会人で髭を伸ばすというのは、マナー違反になるのでしょうか？

業種によっては多くの人が髭を生やしている場合もありますが、オフィスで働いている人を見ると、髭を生やしている人はほとんど見かけません。

こちらでは、社会人としての髭の基本的なマナーや正しい髭の剃り方に加え、髭剃りの後に使いたいおすすめの保湿ローションもご紹介します。

社会人の髭のお手入れは基本的なマナー

社会人であっても髭を伸ばしたいという男性もいるでしょうが、やはり髭のお手入れは、社会人として基本的なマナーです。

特に、営業や接客業をしている男性であれば、髭は完全にNGとされる場合がほとんど。

髭を生やしている男性には威圧感がありますし、年齢も上に見られることが多いので、お客様に接しなければならない職業には向いていないからです。

威圧感があるということは、対する人によっては「偉そう」と捉えられ、年齢が上に見られるということは、お客様から見て「謙虚さ」が感じられなくなってしまう可能性もあります。

このように、髭はマイナスイメージを与えることが多いため、お手入れをすることは社会人として最低限のマナーです。

髭の濃い人は要注意！

社会人としての基本的なマナーである髭剃りですが、特に髭の濃い人は髭剃りのやり方に注意しましょう。

多くの人は1日に1回、出勤前に髭剃りをしていますが、髭が濃い人の中には、1日2回、夜も朝も髭剃りをするという人もいます。

ですが、髭剃りというのは肌に大きな負担をかけるものなので、毎日2回も剃っていると、剃刀に負けて肌がボロボロに。

さらに、1日に1回しか髭剃りをしないという人であっても、しっかりと髭を剃ろうとするあまり、無意識に深剃りをしていると、血が滲むほど肌にダメージが蓄積されることもあります。

ですが、無精髭を「不潔だ」「汚い」と感じる人もいるので、髭を残しておくわけにもいかず、髭の濃い人は肌へのダメージが大きくなりがちです。

正しい髭の剃り方

電気シェーバー

電気シェーバーを使うときのポイントは、ゆっくりと動かすことと、強く当てすぎないことです。

強く当てると肌を傷つけてしまうので、刃を軽く当てて、肌の上で滑らせるようにする程度で剃って下さい。

1. 電気シェーバーを肌に対して90°にあてる
2. 空いている方の手で肌を伸ばし、指で髭を立たせる
3. 髭が生えている方向と逆にゆっくりと滑らせるように剃る

電気シェーバーが防水仕様のものであれば、泡立てた石鹸やシェービングクリームを塗ってから髭剃りを始めます。

剃刀

剃刀で剃る場合も、電気シェーバーと同じように肌に軽く刃を当てて、強く動かしすぎないことがポイントです。

1. 髭を水やお湯で湿らせる
2. シェービングクリームを泡立てて塗る
3. 髭の生えている方向を鏡で確認する
4. 髭の生えている方向に向かって軽く剃る
5. 残った髭は生えている方向と逆方向に剃る
6. シェービングクリームを綺麗に洗い流す
7. 保湿ローションをつけてケアする

肌が弱い人や剃刀負けしやすい人は、髭を湿らせるときに蒸しタオルをすることをおすすめします。

レンジで軽く温めたタオルを髭の上に置いて、しばらく放置しておくと、湿らせるよりも断然髭が柔らかくなって剃りやすくなるからです。

そして、まずは髭の生えている方向に向かって剃って、剃り残しの部分だけ、逆方向に向けて剃ると、肌への負担を最小限に抑えられます。

髭剃り後におススメの保湿ローション

アフターシェーブローション

「アフターシェーブローション」とは、髭剃りでダメージを負った肌を整えてくれるローションのことです。

剃刀やシェーバーなどの刃が当たったあとの肌は、表面が薄く削られているような状態。

つまり、肌の表面に細かな傷が無数についているのと同じなので、すべすべの肌を保つためには、すぐに保湿ローションを塗ること
が大切です。

様々なメーカーからたくさんのアフターシェーブローションが発売されていますが、身近で手に入りやすいブランドで、低価格帯のものを3つご紹介します。

ギャツビー アフターシェーブウォーター

ギャツビーのアフターシェーブウォーターは、他の保湿ローションよりも群を抜いてリーズナブルなので、初めて保湿ローションを試す方や、コストパフォーマンス重視の方に向いています。

価格は安価ですが、配合されている成分に手を抜いていることもなく、殺菌成分と抗炎症成分が含まれているので、髭剃り後のローションとしては必要十分です。

また、アフターシェーブウォーターという名前の通りウォータータイプで、肌に乗せた後のベタツキ感もないので、サラッとした使い心地が好きな方には使いやすいでしょう。

MANDOM(マンダム) アフターシェーブローション

マンダムのアフターシェーブローションは、髭剃りの後の肌を引き締めて、なめらかにするという効果を持つ保湿ローションです。

昔から愛用しているという男性が多く、長年使い続けているという人もいるほどのロングセラー商品。

多くの男性に使われてきたという実績がある保湿ローションなので、ケアアイテムを初めて使ってみたいという方におすすめです。

ただし、保湿効果のある成分はほとんど含まれていないので、保湿効果を求めるのであれば、他の保湿ローションの方が良いでしょう。

LUCIDO (ルシード) 薬用ローション カミソリ負け防止

ルシードの薬用ローションは、「カミソリ負け防止」と名付けられていることからもわかるように、肌に対してとても優しいローションです。

殺菌成分と抗炎症成分が配合されていて、剃刀負けした肌を癒やし、清潔に保ってくれます。

また、アルコールであるエタノールの配合量が少なめになっているので、アルコールにかぶれやすい人でも使える可能性が。

香料・着色料・パラベンの3つが無添加、弱酸性、パッチテストも済んでいるなど、肌への安全性にこだわっているので、肌が弱い人や敏感肌の人は、まずこの保湿ローションから始めることをおすすめします。

正しい髭のお手入れで魅力的な社会人に

髭を伸ばしたいという男性もいるでしょうが、やはり社会人として髭のお手入れをすることは、最低限のマナーです。

ただし、毎日の髭剃りは肌に大きなダメージを与えるので、スキンケアをすることも同じくらい大切。

肌に負担をかけない正しい髭剃りのやり方を覚えて、髭剃りの後には保湿ローションで肌を労り、すべすべで清潔感のある肌を目指しましょう！